あけまして　おめでとうございます。

新型コロナウィルスがパンデミックとなってから丸３年。
ご家族様やご利用者様、施設においては職種を問わず天拝の園で働く全職員が一丸となって施設内感染を出さないよう懸命に頑張って参りましたが、昨年１１月初旬に特養にて施設内クラスターが発生してしまいました。ご利用者様をはじめご家族様、各関係事業所の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳ございません。改めてお詫び申し上げます。
コロナ感染症のクラスターが発生してしまうと、大変な事になるという話は聞いておりましたが、その感染力の強さと、感染していくスピードの早さは想像を遥かに超えており、有事という言葉で表現されている通り、あっという間に非常事態に陥っていきました。
オミクロン株は、比較的軽症と言われておりますが、高齢者にはとても厳しいものでした。その中、罹患されてしまった利用者様のご家族様全員に「延命の治療を望まれるかどうか」をお尋ねしないといけない場面は最も辛いものでしたが、ご家族様の対応に救われた事、職員一同大変感謝しています。
お陰様で１１月３０日に終息し、現在は落ち着いている状況ですが、世間では、コロナ感染者が毎日のように最高記録を更新していき、予測通りインフルエンザも同時流行して行っている状況です。

まだまだ、気が抜けない日々が続いておりますが、今年は兎歳です。
耳がしょんぼりと倒れることの無いよう明るく元気に乗り越えていく所存です。

今年も変わらぬ、ご支援とご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和5年1月
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　施設長　森 尚子